計算尺 漫画映画《風立ちぬ》から


漫画映画だから、これはなんだろうと見ていて思った子どもたち、いや、20歳代の若者はどれほど自然に感じただろう。
今では電卓も使わないそうで、受験で携帯持ち込みを禁止されて慌てている受験生が多かったのか電卓の売上が良い。

映画の写真のように、当時は計算尺を使って飛行機の設計が行われていたのだろう。
現代の若者からは、計算尺のような有効数字3桁ぐらいのもので本当にできるの?、という声が聞こえてきそうだが、これで十分だった。
東京タワーや新世界の通天閣は早稲田大学の内藤教授が計算尺を使って設計したと言われている。